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リースバックのメリット・デメリット|向いている方・向かない方の見分け方

おうちの形の積み木で「メリット」と書かれた、キーボードとメモ

売ったあとも住み慣れたおうちに住み続けられる一方で、毎月のお家賃がかかり、売却価格も通常より低くなるのがリースバックです。メリットとデメリットを同じ大きさで並べ、向いている場面・向かない場面の目安をご説明します。

住み慣れたおうちを手放すかもしれない。そう考えると、気持ちが重くなりますよね。リースバックは、売ったあとも同じおうちで暮らし続けられるしくみですが、うれしい面だけでなく、気をつけたい面もあります。この記事では、メリットとデメリットを同じ大きさで並べ、どんな場面に向いているのか、向かないのかの目安をご説明します。

リースバックを、ひとことで言うと

ご自宅を次のオーナー様に売り、そのオーナー様と賃貸借契約を結んで、お家賃を払いながら、同じおうちに住み続けるしくみです。おうちの持ち主は変わりますが、暮らす場所は変わりません。

床に座って、くつろぐご家族

メリット:うれしい5つのこと

  1. お引越しをしなくてよい:住所も、ご近所づきあいも、病院や買い物の道のりも、今まで通りです。荷物の整理や、お引越しの手間・費用もかかりません。
  2. まとまった資金が手に入る:売却代金は、引き渡しのときにまとめて受け取れます。ローンの返済や、医療・介護、ご家族への備えなど、使いみちはご自身で決められます。
  3. ご近所に知られにくい方法を選べる:広告を出さずに、次のオーナー様を探す方法を選べます。売ったあとも住み続けるので、外から見た暮らしは変わりません。
  4. 固定資産税や大きな修繕の負担が、オーナー様側に移る:所有者は次のオーナー様になります。ただし、その負担も見込んでお家賃が決まります。
  5. 買戻し特約で、将来の選択肢を残せる場合がある:売買契約と同時に特約を定めておけば、期間内に買い戻す道を残せます。

デメリット:気をつけたい5つのこと

  1. 毎月のお家賃がかかる:所有者は次のオーナー様ですから、住み続けるあいだ、お家賃を払い続けます。長く住むほど、お家賃の合計は増えていきます。
  2. 売却価格が、通常の売却より低くなる:オーナー様は、貸すことを前提に購入するためです。目安は、相場の半分〜4分の3(50〜75%)です。くわしくは、価格が低くなる理由でご説明しています。
  3. 住める期間は、契約の種類しだい:普通借家は、期間が満了しても、貸主が更新を断るには正当な事由が必要です。定期借家は、期間が満了すると終わり、続けるには再契約が必要です。違いは、普通借家と定期借家の違いでご確認ください。
  4. リフォームには、オーナー様の承諾が必要:ご自身の持ち物ではなくなるためです。手すりの取付けのような暮らしに必要な工事も、契約の前に、承諾をもらえるかを確かめておきます。
  5. 買い戻しは、契約で決めておく必要がある:あとから「買い戻したい」と思っても、契約で前もって決めていなければ、権利としてはできません。特約を付けられない場合もあり、買戻し特約の期間は10年が上限です。くわしくは、買戻し特約の解説をご覧ください。

向いている場面・向かない場面の目安

見るところ 向いている場面の目安 向かない場面の目安
おうちへの思い 住み慣れた地域を離れたくない理由が、はっきりしている 住み替えても構わない。どこに住みたいか決まっていない
毎月の支払い お家賃を、収入の中から無理なく払い続けられる見通しがある お家賃を払い続ける見通しが立たない
まとまった資金 使いみちが決まっていて、必要な金額が分かる 通常の売却で住み替えたほうが、手元に残るお金が多い
ご家族 ご家族と、売却と住み続けることを話し合えている ご家族の中で、話がまとまっていない
住みたい年数 住みたい年数と、契約の種類・期間が合っている 長く住みたいのに、期間の決まった契約しか選べない

一般的な目安の整理です。実際に合うかどうかは、ご家庭の状況や契約の条件によって異なります。ご自身で確かめる質問は、向いている人・向かない人|7つの質問にまとめました。

契約の前に確かめる5つのこと

  1. 毎月のお家賃はいくらか。住みたい年数ぶん払うと、合計はいくらになるか
  2. 契約の種類は、普通賃貸借か、定期借家か。期間は何年か
  3. 通常の売却で見込める金額と、どのくらい差があるか
  4. 修繕とリフォームは、どこまでがオーナー様の負担で、どこからが借主の負担か
  5. 買戻し特約の有無、期間、買い戻すときの金額
デメリットが気になる方へ

当相談室は、リースバックだけをお勧めする窓口ではありません。毎月の支払いが重くなりそうなときは、リースバックをお勧めせず、通常の売却、ご親族に買っていただく方法、返済の見直しなど、別の道をご案内します。

条件に合うオーナー様が見つからない場合もあります

普通賃貸借契約や買戻し特約などの条件を付けると、受け入れてくださるオーナー様が限られます。見つからない場合は、その理由をお伝えします。

まとめ

リースバックは、住み慣れたおうちで暮らし続けられる安心と、毎月のお家賃や価格の差という負担が、セットになったしくみです。どちらか一方だけを見ずに、ご自身とご家族の状況に重ねて考えてみてください。当相談室では、通常の売却で見込める金額との差額も書面でお見せしますので、ご自宅に持ち帰ってゆっくりご検討いただけます。まずは無料の一括査定から、お名前を伏せたままご相談いただけます。

この記事のよくある質問

リースバックのメリットは何ですか

お引越しをせずに住み続けられること、まとまった資金を受け取れること、固定資産税や大きな修繕の負担がオーナー様側に移ることなどです。ただし、その負担も見込んでお家賃が決まります。

リースバックのデメリットは何ですか

毎月のお家賃がかかること、売却価格が通常の売却より低くなること、住める期間が契約の種類で決まること、リフォームにオーナー様の承諾が必要なことなどです。買い戻しも、契約で前もって決めておかなければ、権利としてはできません。

どんな方にリースバックは向いていますか

住み慣れた地域を離れたくない理由がはっきりしていて、お家賃を無理なく払い続けられる見通しがある方に向いています。お家賃の見通しが立たない場合や、通常の売却で住み替えたほうが手元に残るお金が多い場合は、向きません。
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