リースバックのお家賃の上限を決める3ステップ|家計から逆算する考え方

リースバックで失敗しないための近道は、売却価格から考えるのではなく、毎月払えるお家賃の上限から逆算することです。手取りから生活費と予備費を引いて上限を出し、売却価格の目安と、住み続けられる年数を確かめる3ステップをご紹介します。
リースバックの検討は、「いくらで売れるか」から始めたくなります。けれど、いちばん安全なのは、順番を逆にすることです。「毎月いくらなら、無理なく払い続けられるか」を先に決めて、そこから売却価格を逆算します。ここでは、その考え方を3つのステップにしました。
ステップ1:毎月の「手取り」を確かめる
まず、毎月、実際に使えるお金を確かめます。
- 年金(手取り)
- 給与や事業の収入(手取り)
- 家賃収入など、そのほかの継続的な収入
手取りで考えることが大切です。税金や社会保険料が引かれる前の金額では、実際に使えるお金を多く見積もってしまいます。ボーナスのように、毎月ではない収入は、当てにしすぎないようにします。

ステップ2:生活費と「予備費」を引く
次に、毎月かかる生活費と、予備費を引きます。
- 生活費:食費、光熱費、通信費、保険料、日用品など
- 予備費:医療費、介護費、おうちの修繕、冠婚葬祭、家電の買い替えなど
予備費を見込んでおくことが、リースバックでは特に大切です。お家賃は、一度決めると、住み続けるあいだ、ずっと払い続けるものだからです。年齢が上がるにつれて、医療費や介護費が増える可能性もあります。
ステップ3:お家賃の上限を出し、売却価格を逆算する
お家賃の上限 = 手取り − 生活費 − 予備費
たとえば、次のような場合です(計算の例です)。
| 項目 | 金額(月額) |
|---|---|
| 手取りの収入 | 25万円 |
| 生活費 | 16万円 |
| 予備費 | 4万円 |
| お家賃の上限 | 5万円 |
お家賃の上限が月額5万円なら、年間では60万円です。オーナー様の期待利回りを、目安の範囲(年7〜10パーセント)の真ん中あたり、8パーセントとすると、売却価格の目安は、次のとおりです。
売却価格の目安 = 年間のお家賃 ÷ 期待利回り = 60万円 ÷ 0.08 = 750万円
期待利回りが7パーセントなら約857万円、10パーセントなら600万円です。利回りは、物件やオーナー様によって異なり、一律ではありません。あくまで、目安の計算です。
住み続けたい年数と、見比べる
お家賃の上限が決まったら、お家賃の合計が、売却代金に達する年数を出して、住み続けたい年数と見比べます。
年数 = 売却代金 ÷(月額のお家賃 × 12)
上の例なら、750万円 ÷ 60万円 = 12.5年です。これより長く住むなら、お家賃の合計は売却代金を上回ります。この計算の意味は、お家賃と売却価格の関係でくわしくご説明しています。
お家賃の上限は、ぎりぎりまで使い切らない金額に設定してください。収入が減ったり、思わぬ出費があったりしたときに、お家賃が払えなくなると、住み続けること自体が難しくなります。
この計算で足りないとき
お家賃の上限が低すぎて、必要な資金に届かない場合は、リースバックはお勧めしません。次のような道もあります。
- 通常の売却で住み替える
- ご親族に買っていただく
- 金融機関に、返済条件の見直しを相談する
選択肢の比べ方は、リースバック・通常の売却・返済の継続を比べるをご覧ください。
まとめ
お家賃は、「家計 → お家賃の上限 → 売却価格」の順で考えます。この順番なら、「高く売れたけれど、お家賃が払えない」という事態を避けられます。当相談室では、面談で家計からお家賃の上限を出すところから始めます。無料の一括査定から、お気軽にご相談ください。
この記事のよくある質問
リースバックのお家賃は、収入のどのくらいまでが目安ですか
お家賃から、売却価格の目安を出せますか


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